統合失調症の事例紹介
統合失調症
- 【事例1】
- 24年前のカルテが残っていて、統合失調症で障害共済年金2級を受給できたケース
相談の電話を頂いた時の状況
相談のお電話を頂いたのは、50代前半の男性の弟様からでした。話を聴いてみると、精神疾患を24年位前に発病し、10年位通院せずにいた。しかし、再発し病院を受診した所、統合失調症と診断され、入・退院を繰り返し、現在も就労不能な状態だとの事でした。
インターネットで障害年金及び当センターを知り、「是非サポートしてほしい」とのご連絡でした。
当センターによる見解
24年以上患っていて、幻覚妄想状態の上、不眠・抑うつ・不安感が強く、家族や他人との付き合いはほぼない。精神障害者保健福祉手帳は2級が交付されていて、パニックを起こし、壁に頭をぶつけたりすることがある状態でしたので、受給の可能性が高いと判断し、すぐに支援の約束をしました。
受任してから申請までにやったこと
①初診日証明の取得
発病が24年位前ということで、初診時の病院にカルテが残っているかが心配でしたが、幸いカルテは残っており、無事、初診日の証明書を取ることができました。
②診断書作成サポート
医師に本人の苦しさが伝わるように、本人からヒアリングした内容をレポートにまとめ、医師に参考資料として渡しました。苦労した甲斐があって、診断書に障害の状況を詳細に記載して頂くことができました。
③申立書の作成
発病してから現在に至るまでの日々の苦しさや困難さを、ひとつひとつ時間をかけて、丁寧に伺いました。そして、ヒアリングした内容をもとに「病歴・就労状況等申立書」を詳細に作成しました。
結果
認定等級:障害共済年金2級 | 受給額:年額約128万円 |
審査結果が出るまでに半年ほどかかりましたが、誠心誠意努力した結果、障害共済年金2級に認定され、年額約128万円を受給することができました。
- 【事例2】
- 精神障害者保健福祉手帳は3級であったが、統合失調症で障害基礎年金2級を受給できたケース
相談の電話を頂いた時の状況
ご相談の電話を下さったのは40代前半の男性からでした。インターネットで当センターを知り、「僕も障害年金をもらうことができますか」とのご連絡でした。話を聴いてみると14年位前から統合失調症を患っていらっしゃって、ご来所も無理だとの事で電話で対応させて頂きました。
当センターによる見解
精神障害者保健福祉手帳の3級をもらっていて、症状は幻聴・幻覚や不安感があり、人と会いたくないので、通院時以外は外出もできていない。気力がなく、何もする気も起こらない。家事は母に任せっきりである。仕事ができる状態ではない。との事でしたので、受給出来る可能性があると判断し、支援の約束をしました。
受任してから申請までにやったこと
①初診日証明の取得
約14年前の医療機関から受診状況等証明書を取得し、無事に初診日を証明することができました。
②診断書作成サポート
発病してから現在に至るまでの日々の苦しさや困難さを、ひとつひとつ時間をかけて、丁寧に伺いました。主治医に本人の苦しさが伝わるように、ヒアリングした内容をレポートにまとめ、主治医に参考資料として渡しました。幸い主治医に障害の状況を詳細に記載していただくことができました。
③申立書の作成
ご本人からしっかりヒアリングした内容をもとに「病歴・就労状況等申立書」を詳細に作成しました。
結果
認定等級:障害基礎年金2級 | 受給額:年額約78万円 |
誠心誠意努力した結果、無事に障害基礎年金2級を認定され、年額約78万円を受給することができました。
- 【事例3】
- いじめが原因で統合失調症になり、障害基礎年金2級を受給できたケース
相談の電話を頂いた時の状況
ご相談のお電話を頂いたのは、50代後半の女性のご主人からでした。話を聴いてみると、職場でのいじめが原因か6年位前から落ち込むことが多くなり、次第に妄想も出てきて、ついに仕事もできなくなり、最近はほぼ引きこもり状態だとの事でした。医療機関に勤めている知人からの紹介で障害年金及び当センターを知り、サポートしてほしいとのご連絡でした。
当センターによる見解
当事務所まで来ることが困難との事でしたので、日曜日に出張訪問させて頂きました。家事はほとんどできず家族の助けが必要、外出や他人との会話は避けている、通院も一人ではできない状態だという事なので、すぐに申請するべきだと判断し、支援の約束をしました。
受任してから申請までにやったこと
①初診日証明の取得
初診の医療機関を探し、初診日の証明書を取得しました。
②診断書作成サポート
発病してから現在に至るまでの日々の苦しさや困難さを、ひとつひとつ時間をかけて、丁寧に伺いました。医師に本人の苦しさが伝わるように、ヒアリングした内容をレポートにまとめ、医師に参考資料として渡しました。診断書は障害認定日当時のもの1枚、現在の症状のもの1枚作成して頂きました。苦労した甲斐があって、診断書に障害の状況を詳細に記載して頂くことができました。
③申立書の作成
ご本人からしっかりヒアリングした内容をもとに「病歴・就労状況等申立書」を詳細に作成しました。
結果
認定等級:障害基礎年金2級 | 受給額:年額約99万円 |
ご主人の協力を得て、誠心誠意努力した結果、無事に障害基礎年金2級が認定され、年額約99万円を受給することができました。
また、初回振込日に障害認定日からの遡りで5年分の約369万円が振り込まれました。
- 【事例4】
- うつ病から統合失調症になり、障害厚生年金3級を受給できたケース
相談の電話を頂いた時の状況
ご相談の電話を下さったのは40代前半の女性でした。話を聴いてみると10年位前からうつ病を患っていらっしゃって、昨年に統合失調症と診断され、一人での外出は困難であるとの事でしたので、お父様と一緒にご来所いただきました。当センターの支援で障害年金を受給できるようになった知人から障害年金及び当センターを知り、「もしかしたら・・・」とご連絡を頂きました。
当センターによる見解
症状は、落ち込むことが多く、不眠、気力・体力の低下、不安・恐怖感強く、家族以外の者との付き合いはほぼない。食欲もあまりなく、掃除等の家事は家族の助けが必要な状態でしたので、受給の可能性があり、すぐに申請するべきだと判断し、支援の約束をしました。
受任してから申請までにやったこと
①初診日証明の取得
初診が約10年前と大分過ぎていて、医療機関にカルテが残っているか大変心配でしたが、幸いにも残っていて、無事に初診の証明書を取得することができました。
②診断書作成サポート
発病してから現在に至るまでの日々の苦しさや困難さを、ひとつひとつ時間をかけて、丁寧に伺いました。主治医に障害年金受給の可能性があることを伝え、本人の苦しさが伝わるように、ヒアリングした内容をレポートにまとめ、主治医に参考資料として渡しました。その結果、診断書に障害の状況を詳細に記載していただくことができました。
③申立書の作成
ご本人からしっかりヒアリングした内容をもとに「病歴・就労状況等申立書」を詳細に作成しました。
結果
認定等級:障害厚生年金3級 | 受給額:月額約58万円 |
ご家族のご協力も頂き、誠心誠意努力した結果、無事に障害厚生年金3級を認定され、月額約58万円を受給することができました。
- 【事例5】
- 就労継続支援B型で作業継続中。統合失調症で障害厚生年金2級を2年分遡及されたケース
相談の電話を頂いた時の状況
ご相談の電話を下さったのは20代半ばの男性のお父様からでした。インターネットで障害年金及び当センターを知り、「息子ももしかしたら2年間遡って障害年金をもらうことができますか」とのご連絡でした。話を聴いてみると3年位前から統合失調症を患っていらっしゃって、就労継続支援B型に通っているとの事で、お父様がご来所下さいました。
当センターによる見解
精神障害者保健福祉手帳の2級をもらっていて、症状は幻覚、妄想、興奮、自閉、滅裂思考、意欲の減退等があり、掃除や炊事等はできず、家事は親に任せっきり。自分で服薬しないこともあるので、親に管理してもらっている。通院時は父に送り迎えしてもらっている。無駄使いしてしまう事があるので、お金も親に管理してもらっている。作業時の失敗に落ち込み早退することがある。との事でしたので、すぐに申請するべきだと判断し、支援の約束をしました。
受任してから申請までにやったこと
①初診日証明の取得
約3年前の医療機関から受診状況等証明書を取得し、無事に初診日を証明することができました。
②診断書作成サポート
発病してから現在に至るまでの日々の苦しさや困難さを、ひとつひとつ時間をかけて、丁寧に伺いました。主治医に本人の苦しさが伝わるように、ヒアリングした内容をレポートにまとめ、主治医に参考資料として渡しました。
主治医に障害認定日当時と申請時の診断書2枚、障害の状況を詳細に記載していただくことができました。
③申立書の作成
お父様からしっかりヒアリングした内容をもとに「病歴・就労状況等申立書」を詳細に作成しました。
結果
認定等級:障害厚生年金2級 | 受給額:年額約108万円 |
誠心誠意努力した結果、無事に障害厚生年金2級を認定され、年額約108万円を受給することができました。
また、初回振込日に障害認定日からの遡りで2年分の約234万円が振り込まれました。
- 【事例6】
- パーソナリティ障害からの統合失調症で障害基礎年金2級を受給できたケース
相談の電話を頂いた時の状況
ご相談にいらっしゃったのは20代後半の女性のお母様でした。話を聴いてみると、娘様が高校生の頃からパーソナリティ障害になり、しばらくの期間通院してみたが、症状は改善しなかった。7年ほど前に統合失調症になり入院。精神障害者保健福祉手帳は3級を交付されたということでした。
医師から障害年金を教えられ、インターネットで当センターを知り、ご連絡頂きました。
当センターによる見解
抑うつ状態、妄想状態、不安感、意欲低下等の症状は変わらず、眠剤服用後に軽自動車を運転していた所、自損事故を起こし、免許停止の処分を受けた。ほぼ引きこもりになり、家族以外の者との交流はほとんどない。薬は母に管理してもらっているが、ODしてしまう事がある。入浴は週に1、2回程度である。という状態でしたので、受給の可能性が高いと伝え、当センターで支援することになりました。
結果
認定等級:障害基礎年金2級 | 受給額:年金額約78万円 |
お母様のご協力を得て、誠心誠意努力した結果、無事に障害基礎年金2級を認定され、年金額約78万円の受給となりました。
- 【事例7】
福島県在住。統合失調症で障害厚生年金2級を受給できたケース
相談の電話を頂いた時の状況
ご相談の電話を下さったのは40代半ばの女性でした。話を聴いてみると22年位前から統合失調症を患っていらっしゃって、仕事は入・退職を繰り返していた。今年になり病状悪化で仕事ができなくなった所、インターネットで障害年金を知り、自分で申請するのが難しいのでサポートしてほしいとの事でした。
当センターによる見解
精神障害者保健福祉手帳はもらっていませんでしたが、不眠、集中力低下、気力低下、ゆううつ感は持続していて、生活全般において家族の援助が必要である。頭痛、肩こり、胃痛、脱力感等の身体症状や幻聴もある。という状態でしたので、受給の可能性があり、すぐに申請するべきだと判断し、支援の約束をしました。
受任してから申請までにやったこと
①初診日証明の取得
初診が約22年前と大分過ぎていて、医療機関にカルテが残っているか大変心配でしたが、幸いにも医事システムに通院歴のみ残っていて、次の医療機関からの受診状況等証明書を取得し、無事に初診日を証明することができました。
②診断書作成サポート
発病してから現在に至るまでの日々の苦しさや困難さを、ひとつひとつ時間をかけて、丁寧に伺いました。主治医に障害年金受給の可能性があることを伝え、本人の苦しさが伝わるように、ヒアリングした内容をレポートにまとめ、主治医に参考資料として渡しました。その結果、診断書に障害の状況を詳細に記載していただくことができました。
③申立書の作成
ご本人からしっかりヒアリングした内容をもとに「病歴・就労状況等申立書」を詳細に作成しました。
結果
認定等級:障害厚生年金2級 | 受給額:年額約180万円 |
誠心誠意努力した結果、無事に障害厚生年金2級を認定され、年額約180万円を受給することができました。
- 【事例8】
うつ病から統合失調症になり、障害基礎年金2級を受給できたケース
相談の電話を頂いた時の状況
ご相談の電話を下さったのは50代前半の男性でした。話を聴いてみると26年位前からうつ病を患っていらっしゃって、昨年に統合失調症と診断され、主治医に障害年金申請を勧められたが自分で申請するのが難しいのでサポートしてほしいとの事でしたので、ご来所いただきました。
当センターによる見解
症状は、不眠、体力・意欲の低下、食欲不振、電話は誰かに盗聴されている、誰かに監視されているように感じ、通院時以外は外出は出来ない。炊事、掃除、買い物等家事もできず、母に頼りっぱなしである。という状態でしたので、受給の可能性があり、すぐに申請するべきだと判断し、支援の約束をしました。
受任してから申請までにやったこと
①初診日証明の取得
初診が約26年前と大分過ぎていて、医療機関にカルテが残っているか大変心配でしたが、幸いにも残っていて、無事に初診の証明書を取得することができました。
②診断書作成サポート
発病してから現在に至るまでの日々の苦しさや困難さを、ひとつひとつ時間をかけて、丁寧に伺いました。主治医に障害年金受給の可能性があることを伝え、本人の苦しさが伝わるように、ヒアリングした内容をレポートにまとめ、主治医に参考資料として渡しました。その結果、診断書に障害の状況を詳細に記載していただくことができました。
③申立書の作成
ご本人からしっかりヒアリングした内容をもとに「病歴・就労状況等申立書」を詳細に作成しました。
結果
認定等級:障害基礎年金2級 | 受給額:年額約78万円 |
誠心誠意努力した結果、無事に障害基礎年金2級を認定され、年額約78万円を受給することができました。
- 【事例9】
- 20年前のカルテが残っていて、統合失調症で障害基礎年金1級を受給できたケース
相談の電話を頂いた時の状況
ご相談のお電話を頂いたのは50代後半の女性のご主人からでした。話を聴いてみると、20年ほど前から幻覚や妄想が出てきていて、医師からは統合失調症と診断され、現在は入院療養中との事でした。インターネットで障害年金及び当センターを知り、サポートしてほしいとのご連絡でした。
当センターによる見解
幻覚・妄想、易怒性亢進や興奮、拒絶・拒薬の他不潔傾向があり、今後も長期間、入院させる必要があるとの主治医の見解もありましたので、受給の可能性が非常に高いと判断し、すぐに申請するべきだとすすめ支援の約束をしました。
受任してから申請までにやったこと
①初診日証明の取得
初診が約20年前と大分過ぎていて、ご本人やご主人様の記憶もあいまいだったので、病院にカルテが残っているか大変心配でしたが、幸いにも残っていて、無事に初診の証明書を取得することができました。法律上カルテの保存期限は5年間となっていますが、医療機関によってはこの方のように保管されている場合がありますので、すぐに諦めずに必ず医療機関に問い合わせをしてみましょう。
②診断書取得サポート
発病してから現在に至るまでの日々の苦しさや困難さを、ひとつひとつ時間をかけて、丁寧に伺いました。医師に本人の苦しさが伝わるように、ヒアリングした内容をレポートにまとめ、医師に参考資料として渡しました。診断書を書いて頂くのに2ヶ月もかかりましたが、苦労した甲斐があって、障害の状況を詳細に記載して頂くことができました。
③申立書の作成
ご主人からしっかりヒアリングした内容をもとに「病歴・就労状況等申立書」を詳細に作成しました。
結果
認定等級:障害基礎年金1級 | 受給額:年額約96万円 |
ご主人のご協力を得て、誠心誠意努力した結果、無事に障害基礎年金1級の認定を受け、年額約96万円を受給することができました。
- 【事例10】
- 受診受付簿により初診日が認められ、統合失調症で障害基礎年金2級を受給できたケース
相談の電話を頂いた時の状況
ご相談のお電話を頂いたのは40代後半の女性からでした。話を聴いてみると、28年位前から統合失調症を患っていらして、現在は実家に帰省し、自宅療養中の状態でした。元夫が障害年金及び当センターをインターネットで知り、サポートしてほしいとのご連絡でした。
当センターによる見解
労働能力は全くなく、日常生活の活動能力も家族のサポートを常に必要とするとの主治医の見解もありましたので、受給の可能性が非常に高いと判断し、すぐに申請するべきだとすすめ支援の約束をしました。
受任してから申請までにやったこと
①初診日証明の取得
初診が28年位前で病院にカルテは残っていませんでしたが、幸い通院時の受診受付簿が残っていたので、無事に初診の証明をすることができました。
②診断書作成サポート
発病してから現在に至るまでの日々の苦しさや困難さを、ひとつひとつ時間をかけて、丁寧に伺いました。医師に本人の苦しさが伝わるように、ヒアリングした内容をレポートにまとめ、医師に参考資料として渡しました。診断書を書いて頂くまでに3ヶ月ほどかかりましたが、苦労した甲斐があって、診断書に障害の状況を詳細に記載して頂くことができました。
③申立書の作成
ご本人からしっかりヒアリングした内容をもとに「病歴・就労状況等申立書」を詳細に作成しました。
結果
認定等級:障害基礎年金2級 | 受給額:年額約78万円 |
誠心誠意努力した結果、無事に障害基礎年金2級の認定を受け、年額約78万円を受給することができました。