関節リウマチ・線維筋痛症・筋ジストロフィーの事例紹介

関節リウマチ・線維筋痛症・筋ジストロフィー

【事例1】
関節リウマチによる人工関節挿入置換で障害基礎年金2級を受給できたケース

相談の電話を頂いた時の状況

ご相談のお電話を頂いたのは50代後半の女性からでした。話を聴いてみると、9年ほど前に心筋梗塞で入院中、初めて関節リウマチの疑いがあると医師から言われた。その後、通院での服薬治療やリハビリを継続していたが、5年前に人工関節置換術が行われた。身体障害者手帳は2級をもらっていました。

60歳が近くなり、近くの年金事務所へご相談に行った所、障害年金も申請してみたらとアドバイスされたが、手続が面倒で困っていた。河北ウィークリーせんだいで当センターを知り、是非サポートして下さいとのご連絡でした。

当センターによる見解

術後から現在も、全身の痛み・むくみ、歩行困難等の症状があり、夫の車またはタクシーでほぼ毎月通院している。通院時以外は外出できず、掃除はモップ掛けのみ。家事は家族の助けが必要である。立ったり、座ったり出来ない。和式トイレは使用できない。入浴時は椅子を利用し何とか済ましている。重い物は持てない。階段の昇降は非常に時間がかかる。との状態でしたので、受給の可能性が非常に高いと判断し、すぐに申請するべきだとすすめ、支援の約束をしました。

受任してから申請までにやったこと

①初診日証明の取得

約9年前の初診時の医療機関から受診状況等証明書を書いて頂き、無事初診日を証明することができました。

②診断書作成サポート

事前にご本人の日常生活の状況を詳しくヒアリングし、レポートにまとめ、主治医に診断書を作成して頂く際に参考資料として考慮して頂くように依頼しました。苦労した甲斐があって、診断書に障害の状況を詳細に記載して頂くことができました。

③申立書の作成

発病してから現在に至るまでの日々の苦しさや困難さを、ひとつひとつ時間をかけて、丁寧に伺いました。そして、ヒアリングした内容をもとに「病歴・就労状況等申立書」を詳細に作成しました。

結果

認定等級:障害基礎年金2級 受給額:年額約78万円

誠心誠意努力した結果、無事に障害基礎年金2級の認定を受け、年額約78万円を受給することができました。

【事例2】
2番目の医療機関での初診日が認められ、線維筋痛症で障害基礎年金2級を受給できたケース

相談の電話を頂いた時の状況

ご相談のお電話を頂いたのは、40代前半の女性からでした。話を聴いてみると、2年半位前から頭痛、頚部痛、腹痛、めまい、吐き気、倦怠感、物忘れ等の症状がでてきて、精神科、脳外科内科や神経内科等複数の医療機関を受診していたが、病名・治療方法が分からなかった。そして、ようやく去年、線維筋痛症と診断されたとの事でした。
インターネットで障害年金及び当センターを知り、サポートしてほしいとのご連絡でした。

当センターによる見解

線維筋痛症の重症度分類ではステージⅢとの主治医の見解がありましたので、障害年金では2級と認定される可能性が高い。しかし、初期の診断名が物忘れだったので、障害年金の申請において重要な初診日証明が無事取れるかが心配でしたが、諦めずに申請するべきだと判断し、すぐに支援の約束をしました。

受任してから申請までにやったこと

①初診日証明の取得

まず、物忘れと診断された医療機関に受診状況等証明書を書いて頂きましたが、残念ながら初診日として認められませんでした。しかし、次の医療機関での受診状況等証明書で無事、初診日として認められました。

②診断書作成サポート

発病してから現在に至るまでの日々の苦しさや困難さを、ひとつひとつ時間をかけて、丁寧に伺いました。医師に本人の苦しさが伝わるように、ヒアリングした内容をレポートにまとめ、医師に参考資料として渡しました。診断書は障害認定日当時と申請当時の2枚作成して頂きました。苦労した甲斐があって、診断書に障害の状況を詳細に記載して頂くことができました。

③申立書の作成

ご本人からしっかりヒアリングした内容をもとに「病歴・就労状況等申立書」を詳細に作成しました。

結果

認定等級:障害基礎年金2級 受給額:年額約100万円

誠心誠意努力した結果、無事に障害基礎年金2級が認定され、年額約100万円を受給することができました。

【事例3】
線維筋痛症で障害厚生年金2級の4年分の遡及が認められたケース

相談の電話を頂いた時の状況

ご相談のお電話を頂いたのは、50代半ばの男性からでした。話を聴いてみると線維筋痛症を5年位患っていらして、それまで入・退院を繰り返していたが、仕事をするのも難しくなってきたとの事でした。宮城県難病相談支援センターで障害年金及び当センターを紹介され、サポートしてほしいとのご連絡でした。

当センターによる見解

線維筋痛症の重症度分類ではステージⅢとの主治医の見解がありましたので、障害年金では2級と認定される可能性が高い。しかし、初期の症状が腰痛だったので、障害年金の申請において重要な初診日証明が無事取れるかが心配でしたが、諦めずに申請するべきだと判断し、すぐに支援の約束をしました。

受任してから申請までにやったこと

①初診日証明の取得

腰痛で通院していた病院のご協力して頂き、線維筋痛症の初期症状であったのではないかと思える日付で、初診日の証明書を書いて頂きました。

②診断書作成サポート

発病してから現在に至るまでの日々の苦しさや困難さを、ひとつひとつ時間をかけて、丁寧に伺いました。医師に本人の苦しさが伝わるように、ヒアリングした内容をレポートにまとめ、医師に参考資料として渡しました。診断書は障害認定日当時と申請当時の2枚作成して頂きました。苦労した甲斐があって、診断書に障害の状況を詳細に記載して頂くことができました。

③申立書の作成

ご本人からしっかりヒアリングした内容をもとに「病歴・就労状況等申立書」を詳細に作成しました。

結果

認定等級:障害厚生年金2級 受給額:年額約163万円

奥様のご協力を得て、誠心誠意努力した結果、無事に障害厚生年金2級が認定され、年額約163万円を受給することができました。
また、初回振込日に障害認定日からの遡りで4年分の約612万円が振り込まれました。

【事例4】
自分で申請した時は不支給になったが、筋ジストロフィーで障害基礎年金2級を受給できたケース

相談の電話を頂いた時の状況

ご相談のお電話を頂いたのは、40代後半の男性からでした。話を聴いてみると、5歳頃保育所で「走る時に様子がおかしい」と指摘され、病院を受診した所、筋ジストロフィーと診断。その後は、身体の動きに多少不自由さがあったが、通院・服薬はしていなくて、進学・就職もできた。身体障害者手帳の2級をもらったことにより、7年位前に障害年金を自分で申請してみたら、不支給になったとの事でした。現在、障害者雇用枠でデスクワークをしていたが、歩行時に杖や車いすを常用するようになったので、インターネットで当センターを知り、サポートしてほしいとのご連絡でした。

当センターによる見解

症状は杖や車いすを常用し、身体障害者手帳は2級をもらっていた。日常生活においても家族の助けが必要である。ということでしたので、今回は受給できる可能性があると考え、諦めずにもう一度申請するべきだとすすめ、支援の約束をしました。

受任してから申請までにやったこと

①初診日証明の取得

初診時の病院には残念ながらカルテは残っていませんでしたが、二番目に受診した病院にカルテが残っていて、受診状況等証明書を書いて頂き、無事に未成年時の初診を証明することができました。

②診断書作成サポート

発病してから現在に至るまでの日々の苦しさや困難さを、ひとつひとつ時間をかけて、丁寧に伺いました。医師に本人の苦しさが伝わるように、ヒアリングした内容をレポートにまとめ、医師に参考資料として渡しました。苦労した甲斐があって、診断書に障害の状況を詳細に記載して頂くことができました。

③申立書の作成

ご本人からしっかりヒアリングした内容をもとに「病歴・就労状況等申立書」を詳細に作成しました。

結果

認定等級:障害基礎年金2級 受給額:年額約78万円

誠心誠意努力した結果、無事に障害基礎年金2級の認定を受け、年額約78万円を受給することができました。