多系統萎縮症・ポリオ等その他の事例紹介

多系統萎縮症・ポリオ等その他

【事例1】
要介護5認定の多系統萎縮症で障害基礎年金1級を受給できたケース

相談の電話を頂いた時の状況

最初、ご相談のお電話を頂いたのは50代半ばの男性の奥様からでした。話を聴いてみると、約6年前からトイレ等家の中で倒れるようになり、自営の仕事も出来ないようになった。その後、多系統萎縮症と診断され、介護保険の認定も受けるようになった。

経済的に大変になることが予想され、宮城県患者・家族団体連絡協議会様に相談した所、障害年金及び当センターを紹介され、ご連絡頂いたようでした。

当センターによる見解

症状は、要介護5の認定を受け、一日中ベッドに横になったまま、立つことも歩くこともできない。通院時には介護タクシー・ストレッチャーベッドを利用している。食事は、家族やヘルパーの介助を受け、何とかできている状態で、とても仕事に就ける状態ではないようでした。
障害年金受給の可能性が非常に高いことを伝え、支援を約束し、すぐに申請するべきだとすすめました。

受任してから申請までにやったこと

①初診日証明の取得

ご本人に初診時の医療機関の記憶があまりなかったので、何ヶ所か医療機関に問い合わせさせて頂き、無事に受診状況等証明書を取得できました。

②診断書作成サポート

主治医は障害年金申請に関して非常に協力的で、診断書に障害の状況を詳細に記載していただくことができました。

③申立書の作成

発病してから現在に至るまでの日々の苦しさや困難さを、ひとつひとつ時間をかけて、丁寧に伺いました。
そして、ヒアリングした内容をもとに「病歴・就労状況等申立書」を詳細に作成しました。

結果

認定等級:障害基礎年金1級 受給額:年額約96万円

奥様の協力を得て、誠心誠意努力した結果、無事に障害基礎年金1級を認定され、年額約96万円を受給することができました。

【事例2】
身体障害者手帳は3級だったが、多系統萎縮症で障害厚生年金2級を受給できたケース

相談の電話を頂いた時の状況

最初、ご相談のお電話を頂いたのは60代前半の男性の奥様からでした。話を聴いてみると、約2年前から 歩行時にバランスが取りにくくなってきた。その後、ろれつが回りにくくなり、書字困難になり、歩行時の不安定さもさらに増し、特に階段の昇降時はバランスが取りにくくなってきた。頻尿になり1日に7回位トイレに行くようになってきた。 その後、いつくかの医療機関を受診し、多系統萎縮症と診断された。
経済的に大変になることが予想され、インターネットで障害年金及び当センターを知り、ご連絡頂いたようでした。

当センターによる見解

症状は、要介護1の認定を受け、一人では外出できない。歩行器を使用している。排便時にはお尻をふくのに介助が必要である。階段は全く昇降できない。日中は椅子に座ったままほとんど動かない。シャツ、上着、下着、ズボンの着脱は一人ではできない。入浴は湯舟への入出、洗髪、身体を洗う時にも補助が必要である。食事は箸が使えず、スプーンを使用しているが、液体を口まで運ぶ時には手が振るえよくこぼしている。書字は全くできない。という状態でしたので、障害年金受給の可能性が非常に高いことを伝え、支援を約束し、すぐに申請するべきだとすすめました。

受任してから申請までにやったこと

①初診日証明の取得

何ヶ所か医療機関に問い合わせさせて頂き、無事に受診状況等証明書を取得でき、初診日を証明することができました。

②診断書作成サポート

主治医は障害年金申請に関して非常に協力的で、診断書に障害の状況を詳細に記載していただくことができました。

③申立書の作成

発病してから現在に至るまでの日々の苦しさや困難さを、ひとつひとつ時間をかけて、丁寧に伺いました。
そして、ヒアリングした内容をもとに「病歴・就労状況等申立書」を詳細に作成しました。

結果

認定等級:障害厚生年金2級 受給額:年額約178万円

奥様の協力を得て、誠心誠意努力した結果、無事に障害厚生年金2級を認定され、年額約178万円を受給することができました。

【事例3】
身体障害者手帳は3級だったが、多系統萎縮症で障害厚生年金1級を受給できたケース

相談の電話を頂いた時の状況

相談のお電話を頂いたのは40代後半の男性でした。話を聴いてみると、5年ほど前から走った時や歩行時にふらつく感じが出てきた。複数の医療機関を転院し、検査を受けた所、2年位前に多系統萎縮症と診断。徐々に症状が悪くなって、現在は仕事はできないという状態で、身体障害者手帳は3級をもらっていました。当センターをインターネットで知り、「私でも障害年金をもらえるのでは・・・」とのご連絡でした。

当センターによる見解

症状は、箸が使いづらくスプーンを使っている。入浴も妻の手助けが必要だ。杖は常用中である。階段の昇降はできない。要介護1に認定された。毎週主治医に自宅まで来てもらって、薬を処方してもらっている。訪問看護ステーションからも自宅に週に2回来てもらい、歩行と発声のリハビリをしている。という状態でしたので、受給の可能性が高いと判断し、すぐに申請するべきだとすすめ、支援の約束をしました。

受任してから申請までにやったこと

①初診日証明の取得

約5年前の初診時の県外の医療機関から、受診状況等証明書を取得しました。

②診断書作成サポート

ご本人診察時に同行し、主治医に本人の苦しさを伝え、障害年金受給の可能性が非常に高いことを説明し、診断書を作成して頂くように依頼しました。苦労した甲斐があって、診断書に障害の状況を詳細に記載していただくことができました。

③申立書の作成

発病してから現在に至るまでの日々の苦しさや困難さを、ひとつひとつ時間をかけて、丁寧に伺いました。 ご本人からヒアリングした内容をもとに「病歴・就労状況等申立書」を詳細に作成しました。

結果

認定等級:障害厚生年金1級 受給額:年額約209万円

誠心誠意努力した結果、無事に障害厚生年金1級の認定を受け、年額約209万円を受給することができました。

【事例4】
障害者手帳でポリオの初診日が認められ、障害基礎年金2級を受給できたケース

相談の電話を頂いた時の状況

ご相談のお電話を頂いたのは50代後半の女性でした。話を聴いてみると、5歳頃に小児麻痺になったが、特に通院もせず、無事就職もでき、結婚を期に専業主婦になったそうです。しかし、2年位前から左足が変形したり、細くなってきたりして、痛みも増してきたそうです。そんな時に、当センターのセミナーに出席されたお兄様から障害年金及び当センターを知り、「私ももしかしたら障害年金をもらえるかも」とご相談のご連絡でした。

当センターによる見解

障害者手帳は4級をもらっていらっしゃって、左股関節に常に痛みがあり、湿布を常用している。また、左足が変形しているので歩くのに非常に不自由。身体も不安定で杖は欠かせないとの事でしたので、受給の可能性があると判断し、すぐに申請するべきだとすすめ、支援の約束をしました。

受任してから申請までにやったこと

①初診日証明の取得

発病が50年以上も前の未成年の時ということもあり、通院されていた病院にはカルテが残っていませんでしたが、障害者手帳を未成年時にもらっていたことを証明し、無事に初診を認めてもらえました。

②診断書作成サポート

発病してから現在に至るまでの日々の苦しさや困難さを、ひとつひとつ時間をかけて、丁寧に伺いました。医師に、本人の苦しさが伝わるように、ヒアリングした内容をレポートにまとめ、医師に参考資料として渡しました。苦労した甲斐があって、診断書に障害の状況を詳細に記載して頂くことができました。

③申立書の作成

ご本人からしっかりヒアリングした内容をもとに「病歴状況申立書」を詳細に作成しました。

結果

認定等級:障害基礎年金2級 受給額:年額約78万円

誠心誠意努力した結果、無事に障害基礎年金2級の認定を受け、年額約78万円を受給することができました。

【事例5】
山形県在住。遠位型ミオパチーで障害基礎年金2級を受給できたケース

相談の電話を頂いた時の状況

ご相談のお電話を頂いたのは山形県在住の30代前半の男性からでした。話を聴いてみると、2年ほど前から腰痛、背中の痛みが出てきて、歩行も不自由になってきた。間もなく、首にも違和感が出てきて近くの脳神経内科を受診した所、遠位型ミオパチーと診断された。身体障害者手帳の4級をもらっていました。
最近、インターネットで障害年金及び当センターを知り、是非サポートして下さいとのご連絡でした。

当センターによる見解

治療方法は特になく、膝の筋力低下で装具付けないと歩行も困難。つまずくことも多く、休職して家で横になっていることが多い。ペンや箸も使いづらい。との状態でしたので、受給の可能性が非常に高いと判断し、すぐに申請するべきだとすすめ、支援の約束をしました。

結果

認定等級:障害基礎年金2級 受給額:年額約123万円

誠心誠意努力した結果、無事に障害基礎年金2級の認定を受け、年額約123万円を受給することができました。

【事例6】
身体障害者手帳はもらっていませんでしたが、ヌーナン症候群で障害厚生年金3級を受給できたケース

相談の電話を頂いた時の状況

ご相談のお電話を頂いたのは30代前半の男性からでした。話を聴いてみると、2年ほど前から足にリンパが流れて太くなり始め、次第に歩行困難な状態になった。大学病院で精密検査を受診した所、ヌーナン症候群と診断され、身体障害者手帳はもらっていませんでした。
最近、生命保険会社のライフプランナーからのご紹介で障害年金及び当センターを知り、是非サポートして下さいとのご連絡でした。

当センターによる見解

治療方法は特になく、ストッキングでの圧迫療法を継続している。右下腿の痛みが強くなり5分程度の立位も困難になり、休み休み歩行するようになった。一日中ほぼベッドで生活している。との状態でしたので、受給の可能性が非常に高いと判断し、すぐに申請するべきだとすすめ、支援の約束をしました。

結果

認定等級:障害厚生年金3級 受給額:年額約58万円

誠心誠意努力した結果、無事に障害厚生年金3級の認定を受け、年額約58万円を受給することができました。

【事例7】
初診日を変更して筋萎縮性側索硬化症で障害厚生年金1級を受給できたケース

相談の電話を頂いた時の状況

最初、ご相談のお電話を頂いたのは60代前半の女性の旦那様からでした。話を聴いてみると、約2年前から 歩きにくさ、下肢筋力低下、つっぱりやすさが出てきた。 間もなく家の中で倒れるようになり、自営の仕事も出来ないようになった。複数の医療機関を受診した後に、筋萎縮性側索硬化症と診断されたようでした。
生命保険会社のライフプランナーから障害年金及び当センターを紹介され、ご連絡頂いたようでした。

当センターによる見解

症状は、車いすを常用し、外出はできず、ほぼ寝たきりである。身体障害者手帳も1級をもらっていて、 とても仕事に就ける状態ではないようでした。
障害年金受給の可能性が非常に高いことを伝え、支援を約束し、すぐに申請するべきだとすすめました。

受任してから申請までにやったこと

①初診日証明の取得

難病だったので、初診日の認定に非常に時間がかかりましたが、無事に受診状況等証明書を取得でき、認めてもらいことができました。

②診断書作成サポート

主治医は障害年金申請に関して非常に協力的で、診断書に障害の状況を詳細に記載していただくことができました。

③申立書の作成

発病してから現在に至るまでの日々の苦しさや困難さを、ひとつひとつ時間をかけて、丁寧に伺いました。
そして、ヒアリングした内容をもとに「病歴・就労状況等申立書」を詳細に作成しました。

結果

認定等級:障害厚生年金1級 受給額:年額約201万円

旦那様の協力を得て、誠心誠意努力した結果、決定までに8ヶ月もかかりましたが、無事に障害厚生年金1級を認定され、年額約201万円を受給することができました。

【事例8】
転倒による両上下肢不全マヒで障害厚生年金2級を受給できたケース

相談の電話を頂いた時の状況

ご相談のお電話を頂いたのは50代後半の男性からでした。話を聴いてみると、5年ほど前に急に両手に痺れが出てきて、椅子から転落した。両肘以下全指の痺れ、手関節伸展筋力・指伸展筋力や上腕二頭筋反射に低下の所見があり、3回頸椎の手術をした。現在は歩行・排尿障害が残存し、食事は自助具を用いて何とかできるが、ボタンの付け外しはできず、歩行器を使用しないと歩行できない状態。身体障害者手帳の2級をもらっていました。知人の社労士から障害年金及び当センターを紹介され、是非サポートして下さいとのご連絡でした。

当センターによる見解

両上下肢の痺れや疼痛、巧緻障害、筋力低下、歩行障害、排尿障害などがあり、箸使用は困難で、コンピューターのキーボードやマウスの操作にも支障がある。洗顔や入浴、更衣にも支障があり、重篤な後遺症が残っているとの医師の診断もありましたので、受給の可能性が非常に高いと判断し、すぐに申請するべきだとすすめ、支援の約束をしました。

受任してから申請までにやったこと

①診断書作成サポート

医師に書いて頂く診断書のポイントをアドバイスし、診断書に障害の状況を詳細に記載して頂くことができました。

②申立書の作成

発病してから現在に至るまでの日々の苦しさや困難さを、ひとつひとつ時間をかけて、丁寧に伺いました。 ご本人からヒアリングした内容をもとに「病歴・就労状況等申立書」を詳細に作成しました。

結果

認定等級:障害厚生年金2級 受給額:年額約225万円

結果まで5ヶ月ほどかかりましたが、奥様のご協力を得て誠心誠意努力した結果、無事に障害厚生年金2級の認定を受け、年額約225万円を受給することができました。

【事例9】
障害者手帳で骨髄炎の初診日が認められ、障害基礎年金2級を受給できたケース

相談の電話を頂いた時の状況

ご相談にいらっしゃったのは60代前半の男性でした。話を聴いてみると幼少期に骨髄炎になり、下肢障害を長年患っていらっしゃって、現在仕事は何とかしているとの事。

しかし、最近は痛みがひどくなってきて、このまま仕事を続けられないのでは・・・と不安になり、インターネットで障害年金及び当センターを知り、「もしかしたら私でももられるのではないか」とご連絡を頂きました。

当センターによる見解

障害者手帳の3級を18歳の時にもらっていて、右足はほぼ機能不全という状態でしたので、受給できる可能性があり、すぐに申請するべきだとすすめ、支援の約束をしました。

受任してから申請までにやったこと

①初診日証明の取得

発病が未成年の時ということもあり、通院された病院が廃院していたり、カルテが破棄されていたりという悪い状況ではありました。しかし、障害者手帳を未成年時にもらっていたことを証明し、無事初診を証明することができました。

②診断書作成サポート

最近通院はあまりされていなくて、今度受診される医師に障害年金受給の可能性があること、本人の苦しさが伝わるように、ヒアリングした内容をレポートにまとめ、医師に参考資料として渡しました。医師も協力的で、診断書に障害の状況を詳細に記載していただくことができました。

③申立書の作成

発病してから現在に至るまでの日々の苦しさや困難さを、ひとつひとつ時間をかけて、丁寧に伺いました。
それをもとに「病歴状況申立書」を詳細に作成しました。

結果

認定等級:障害基礎年金2級 受給額:年額約78万円

誠心誠意努力した結果、無事に障害基礎年金2級の認定を受け、年額約78万円を受給することができました。

【事例10】
多発性両手指節関節症で障害基礎年金2級を受給できたケース

相談の電話を頂いた時の状況

ご相談のお電話を頂いたのは60歳の女性の旦那様からでした。話を聴いてみると、2年ほど前から腰痛が出てきて、思うように動くことが出来なくなってきた。間もなく、右手親指も痛くなり、物をつかみ辛くなってきて、朝ベットから起き上がることも困難になってきた。近くの整形外科を受診した所、医師から骨粗鬆症による第1、3腰椎圧迫骨折で、安静が必要だと言われた。身体障害者手帳の3級をもらっていました。

最近、60歳になり、日本年金機構から老齢年金申請のご案内が届き、近くの年金事務所へご相談に行かれた。その時に障害年金も申請してみたらとアドバイスされたが、手続が面倒で困っていた。インターネットで当センターを知り、是非サポートして下さいとのご連絡でした。

当センターによる見解

腰痛・手指痛のほか、足指も変形してきて、歩行にも障害が出てきて、歩行器を常用している。バスや電車に一人で乗り降りすることができず、通院時は家族に送り迎えしてもらっている。炊事や掃除もできず、家事は家族に任せっきりである。要介護1の認定も受け、歩行器・杖のレンタル、肘掛け付き椅子や手すりの購入取り付け等の介護サービスも利用中。との状態でしたので、受給の可能性が非常に高いと判断し、すぐに申請するべきだとすすめ、支援の約束をしました。

結果

認定等級:障害基礎年金2級 受給額:年額約78万円

旦那様のご協力を得て誠心誠意努力した結果、無事に障害基礎年金2級の認定を受け、年額約78万円を受給することができました。

【事例11】
ジストニア・脊髄障害で障害基礎年金2級の2年分の遡及が認められたケース

相談の電話を頂いた時の状況

ご相談のお電話を頂いたのは、50代後半の女性の旦那様からでした。話を聴いてみると4年位前から膝痛・腰痛から歩くのが遅くなってきた。ペンが握れず字が書けない。箸も使えずスプーンを使用するようになっていた。今年、脊柱管狭窄症で要介護1の認定を受けたとの事でした。年金事務所で申請書類を一式入手してきたが、申請方法が難しいので、インターネットで当センターを知り、サポートしてほしいとのご連絡でした。

当センターによる見解

症状は、立っていることができなくなり、家事は夫任せになってきた。着替えも一人では困難になってきて、胸腰椎軟性コルセットも常用するようになった。頻繁に転倒し、尾てい骨や肋骨を折ったことがあった。要介護1の認定を受け、家の中には手すりを付けたが、歩行器を常用するようになった。との事だったので、すぐに申請するべきだと判断し、すぐに支援の約束をしました。

受任してから申請までにやったこと

①診断書作成サポート

発病してから現在に至るまでの日々の苦しさや困難さを、ひとつひとつ時間をかけて、丁寧に伺いました。医師に本人の苦しさが伝わるように、ヒアリングした内容をレポートにまとめ、医師に参考資料として渡しました。診断書は障害認定日当時と申請当時の2枚作成して頂きました。苦労した甲斐があって、診断書に障害の状況を詳細に記載して頂くことができました。

②申立書の作成

ご本人からしっかりヒアリングした内容をもとに「病歴・就労状況等申立書」を詳細に作成しました。

結果

認定等級:障害基礎年金2級 受給額:年額約78万円

旦那様のご協力を得て、誠心誠意努力した結果、無事に障害基礎年金2級が認定され、年額約78万円を受給することができました。
また、初回振込日に障害認定日からの遡りで2年分の約181万円が振り込まれました。

【事例12】
先天性左前腕欠損で障害基礎年金2級を受給できたケース

相談の電話を頂いた時の状況

ご相談のお電話を頂いたのは20代の男性でした。話を聴いてみると、先天性左前腕欠損だったが、特に通院もせず、無事大学への入学もできたそうです。20歳になり障害年金の申請を考えていたが、手続きが面倒だと思っていた所、インターネットで当センターを知り、「お手伝いして頂けませんでしょうか」とのご連絡でした。

当センターによる見解

通院はしていませんでしたが、3級の身体障害者手帳をもらっていらっしゃって、左前腕欠損で着替え、トイレ、入浴等日常生活で不自由なことは多い。 掃除や買い物等の家事は母親に任せっきりである。 との事でしたので、受給の可能性があると判断し、すぐに申請するべきだとすすめ、支援の約束をしました。

受任してから申請までにやったこと

①初診日証明の取得

20年前の産婦人科には残念ながらカルテが残っていませんでしたが、すぐに転院された病院にはカルテ及び産婦人科からの紹介状も残っていて、受診状況等証明書を書いて頂き、無事に初診日を認めてもらえました。

②診断書作成サポート

新たに病院を受診して検査を受けて頂き、医師も非常に協力的で診断書に障害の状況を詳細に記載して頂くことができました。

③申立書の作成

出生時から現在に至るまでの日々の苦しさや困難さを、ひとつひとつ時間をかけて、丁寧に伺いました。 ご本人からしっかりヒアリングした内容をもとに「病歴・就労状況等申立書」を詳細に作成しました。

結果

認定等級:障害基礎年金2級 受給額:年額約78万円

誠心誠意努力した結果、無事に障害基礎年金2級の認定を受け、年額約78万円を受給することができました。