慢性腎不全(人工透析)の事例紹介

慢性腎不全(人工透析)

【事例1】
20年前のカルテが残っていて、人工透析療法施行中で障害厚生年金2級を受給できたケース

相談の電話を頂いた時の状況

ご相談のお電話を頂いたのは50代後半の男性の奥様からでした。話を聴いてみると、約20年前の健康診断で尿たんぱくを指摘され、糸球体腎炎と診断された。その後、通院しながら、仕事は何とか継続していたが、今年になりIgA腎症・慢性腎不全との診断を受け、1週間に3回人工透析療法を行うようになった。

現在、仕事は継続しているが、将来の不安を考えてた所、インターネットで障害年金及び当センターの事を知り、「障害者手帳はもらっていませんが、私でももらえますでしょうか」とのご連絡でした。

当センターによる見解

症状は、慢性的な倦怠感があるが、仕事は何とかできている状態。
障害等級認定基準によれば、人工透析療法施行中のものは2級と認定する。となっています、障害者手帳をもらっていなくても障害年金は受給できますので、障害年金受給の可能性が非常に高いことを伝え、支援を約束し、すぐに申請するべきだとすすめました。

受任してから申請までにやったこと

①初診日証明の取得

初診日は約20年前でしたが、最近まで通院されていたので、無事、初診日の証明をして頂きました。医師も協力的で、当センターで記載内容を確認させて頂き、重要なポイントを訂正して頂き、無事、初診日の証明をすることができました。

②診断書作成サポート

主治医も障害年金申請に関して非常に協力的で、診断書に障害の状況を詳細に記載していただくことができました。

③申立書の作成

発病してから現在に至るまでの日々の苦しさや困難さを、ひとつひとつ時間をかけて、丁寧に伺いました。
そして、ヒアリングした内容をもとに「病歴・就労状況等申立書」を詳細に作成しました。

結果

認定等級:障害厚生年金2級 受給額:年額約193万円

誠心誠意努力した結果、無事に障害厚生年金2級を認定され、年額約193万円を受給することができました。

【事例2】
自分で申請したら不支給になったが、当センターのサポートで障害厚生年金2級を受給できたケース

相談の電話を頂いた時の状況

ご相談のお電話を頂いたのは40代後半の男性からでした。話を聴いてみると、約20年前に胃潰瘍で通院していた時に医師から糖尿病であると言われ、投薬治療が開始された。その後、通院・服薬しながら、仕事は何とか継続していたが、17年位前から腎機能に異常がでて、糖尿病性腎炎と診断された。そして、昨年からは1週間に3回人工透析療法を行うようになった。

現在、仕事は継続しているが、将来の不安を考え、自分で障害年金を申請してみた所、初診時の医療機関にカルテが残っていなくて、初診日を証明できず、不支給決定通知を受けた。

諦めきれずにいた所、インターネットで当センターの事を知り、「何とかなりませんでしょうか」とのご連絡でした。

当センターによる見解

障害等級認定基準によれば、人工透析療法施行中のものは2級と認定する。となっていますので、障害の程度は十分障害年金が受給できる状態であると考えられました。しかし、障害年金、特に本件のように障害厚生年金の場合、初診日の証明が厳しく求められます。

しかし、医療機関によってはカルテを破棄していても、受診受付簿などが残っていて、初診日が証明できる場合もありますので、障害年金受給の可能性がまだあることを伝え、支援を約束し、すぐに申請するべきだとすすめました。

受任してから申請までにやったこと

①初診日証明の取得

当センターで約20年前の初診日の医療機関に問い合わせた所、確かにカルテは破棄されていました。しかし、諦めきれず、「受診受付簿など何か残っていませんか。」と再三お願いさせて頂いた所、幸いパソコンの患者管理画面に初診日が残っていましたので、それを交付して頂き、無事、初診日の証明をすることができました。
カルテが残っていないからと簡単に諦めてはなりません。

②診断書作成サポート

主治医も障害年金申請に関して非常に協力的で、診断書に障害の状況を詳細に記載していただくことができました。

③申立書の作成

発病してから現在に至るまでの日々の苦しさや困難さを、ひとつひとつ時間をかけて、丁寧に伺いました。
そして、ヒアリングした内容をもとに「病歴・就労状況等申立書」を詳細に作成しました。

結果

認定等級:障害厚生年金2級 受給額:年額約193万円

誠心誠意努力した結果、無事に障害厚生年金2級を認定され、年額約193万円を受給することができました。

【事例3】
山形市在住。人工透析療法施行中で障害厚生年金2級を受給できたケース

相談の電話を頂いた時の状況

ご相談のお電話を頂いたのは50代後半の山形市在住の男性からでした。話を聴いてみると、約17年位前に血圧が非常に高くなり、腎臓内科を受診して精密検査を受けた所、慢性腎炎と診断された。その後、通院しながら、仕事は何とか継続していたが、昨年の7月から1週間に3回人工透析療法を行うようになった。

現在、仕事はデスクワークとしてフルタイム勤務中であったが、将来の不安を考えてた所、インターネットで障害年金及び当センターの事を知り、「自分で申請するのが困難なので、是非サポートして下さい」とのご連絡でした。

当センターによる見解

症状は、慢性的な倦怠感があり、だるさや息切れを感じることが多い状態でした。
障害等級認定基準によれば、人工透析療法施行中のものは2級と認定する。となってますので、障害年金受給の可能性が非常に高いことを伝え、支援を約束し、すぐに申請するべきだとすすめました。

受任してから申請までにやったこと

①初診日証明の取得

初診時の医療機関は約17年前でしたので、カルテが残っているかどうか不安でしたが、幸いにも残っていて、受診状況等証明書を記載して頂きました。無事、初診日の証明をすることができました。

②診断書作成サポート

主治医も障害年金申請に関して非常に協力的で、当センターで記載内容を確認、重要なポイントを訂正して頂き、障害の状況を詳細に記載していただくことができました。

③申立書の作成

発病してから現在に至るまでの日々の苦しさや困難さを、ひとつひとつ時間をかけて、丁寧に伺いました。
そして、ヒアリングした内容をもとに「病歴・就労状況等申立書」を詳細に作成しました。

結果

認定等級:障害厚生年金2級 受給額:年額約141万円

誠心誠意努力した結果、無事に障害厚生年金2級を認定され、年額約141万円を受給することができました。

【事例4】
人工透析療法未施行で障害厚生年金2級を受給できたケース

相談の電話を頂いた時の状況

ご相談のお電話を頂いたのは60代前半の女性からでした。話を聴いてみると、約30年位前に妊娠中の尿検査で蛋白や潜血の反応があった。倦怠感や足のむくみはあったが、経過観察をしていた。約2年後腎臓内科を受診して精密検査を受けた所、慢性糸球体腎炎の疑いありと言われ3ヶ月間位入院した。その後、通院しながら、仕事は何とか継続していた。

現在、仕事はデスクワークとしてフルタイム勤務中であったが、将来の不安を考えてた所、河北ウィークリーせんだいで障害年金及び当センターの事を知り、「私でももらえますか」とのご連絡でした。

当センターによる見解

症状は、貧血、立ちくらみ、動悸・息切れ、易疲労感、両下腿部浮腫などがある状態でした。
人工透析療法未施行でしたが、血清クレアチニン濃度が4mg/dl以上とのことでしたので、障害年金受給の可能性が非常に高いことを伝え、支援を約束し、すぐに申請するべきだとすすめました。

受任してから申請までにやったこと

①初診日証明の取得

尿検査で蛋白や潜血の反応があったのは約30年前でしたので、当時の医療機関には残念ながらカルテが残っていなくて、受診状況等証明書は書いて頂けませんでした。しかし、幸いにも母子手帳に当時の記録が残っていて、無事、初診日の証明をすることができました。

②診断書作成サポート

主治医も障害年金申請に関して非常に協力的で、当センターで記載内容を確認、重要なポイントを訂正して頂き、障害の状況を詳細に記載していただくことができました。

③申立書の作成

発病してから現在に至るまでの日々の苦しさや困難さを、ひとつひとつ時間をかけて、丁寧に伺いました。
そして、ヒアリングした内容をもとに「病歴・就労状況等申立書」を詳細に作成しました。

結果

認定等級:障害厚生年金2級 受給額:年額約146万円

誠心誠意努力した結果、無事に障害厚生年金2級を認定され、年額約146万円を受給することができました。

【事例5】
腎盂癌からの慢性腎不全。障害認定日時点で3級、請求日時点で2級を受給できたケース

相談の電話を頂いた時の状況

ご相談のお電話を頂いたのは50代前半の男性からでした。話を聴いてみると、約3年前に突然腎盂がんになり入院。摘出手術後は通院しながら、仕事は何とか継続していたが、約1年後、ネフローゼ症候群になり、最近、人工透析を受けるようになったとの事でした。

将来の不安を考えて、年金事務所へ相談に行ったが、申請が難しいと感じていた所、インターネットで当センターの事を知り、「サポートしてください」とのご連絡でした。

当センターによる見解

症状は、慢性的な倦怠感があるが、仕事は何とかできている状態。
障害等級認定基準によれば、人工透析療法施行中のものは2級と認定する。となっていますので、障害年金受給の可能性が非常に高いことを伝え、支援を約束し、すぐに申請するべきだとすすめました。

受任してから申請までにやったこと

①初診日証明の取得

約3年前の医療機関から受診状況等証明書を取得し、無事に初診日を証明することができました。

②診断書作成サポート

発病してから現在に至るまでの日々の苦しさや困難さを、ひとつひとつ時間をかけて、丁寧に伺いました。主治医に本人の苦しさが伝わるように、ヒアリングした内容をレポートにまとめ、主治医に参考資料として渡しました。
医師に障害認定日当時と申請時の診断書2枚、障害の状況を詳細に記載していただくことができました。

③申立書の作成

ご本人からしっかりヒアリングした内容をもとに「病歴・就労状況等申立書」を詳細に作成しました。

結果

認定等級:障害厚生年金3級 受給額:年額約185万円

誠心誠意努力した結果、無事に障害認定日時点で障害厚生年金3級に、申請日時点で2級に認定され、年額約185万円を受給することができました。
また、初回振込日に障害認定日からの遡りで3年分の約358万円が振り込まれました。