化学物質過敏症の事例紹介
化学物質過敏症
- 【事例1】
- 福島県在住。化学物質過敏症で障害基礎年金2級を受給できたケース
相談の電話を頂いた時の状況
ご相談のお電話を頂いたのは50代前半の女性でした。話を聴いてみると、1年位半前に自宅で白髪染めをしていた所、息苦しくなり、目の前が真っ白になった。動悸、呼吸困難、痺れ、高熱、倦怠感、脱力感、過眠、下痢、めまい、頭痛、血圧が150に上昇等のパニック症状を起こした。アレルギークリニックで化学物質過敏症だと診断されたそうです。そして今年、インターネットで化学物質過敏症でも障害年金をもらえることを知り、当センターに「私ももしかしたらもらえるのでは・・・」とのご連絡を頂きました。
当センターによる見解
症状は、電気ポット、電子レンジ、鉄塔、信号機、自動販売機にも反応し、めまいや頭痛が起こるようになった。入浴時に湯船に入ったら倦怠感が増したので、現在はシャワーのみである。トリートメントに反応し、頭痛がさらに悪化。のどが焼けるような症状や喘息も出て、立っていられなくなった。最近は鼻水や淡が出やすくなってきた。アスファルト、食べ物、食べ物にも反応しやすくなってきた。外出時はスカーフや防塵マスクを使用している。1日の半分は寝て過ごしている。家事や通院時に家族の支援が必要である。との事でしたので、受給の可能性があると判断し、すぐに申請するべきだとすすめ支援の約束をしました。
結果
認定等級:障害基礎年金2級 | 受給額:年額約78万円 |
誠心誠意努力した結果、無事に障害基礎年金2級の認定を受け、年額約78万円を受給することができました。
- 【事例2】
- 初診日を変更して化学物質過敏症で障害基礎年金2級を受給できたケース
相談の電話を頂いた時の状況
ご相談のお電話を頂いたのは30代半ばの女性でした。話を聴いてみると、動悸、息苦しい、頭痛、手と足の冷え、頻尿、視力低下、首から背中の痛み、不安感、喉の圧迫感等の症状で様々な医療機関を受診した後、1年半前に化学物質過敏症だと診断されたそうです。インターネットで化学物質過敏症でも障害年金をもらえることを知り、当センターに「私ももしかしたらもらえるのでは・・・」とのご連絡を頂きました。
当センターによる見解
動悸、息苦しい、手と足の冷え、頻尿、視力低下、まぶしく感じる、首から背中の痛み、不安感、だるい、柔軟剤や香水等の香料の匂いで(化学物質と言われている物に対して)頭痛、喉の圧迫感、詰まるような感じになる症状があり、微量な化学物質で誘発され、憎悪していた。家の中では横になっていることが多い。一人では外出できない。4日間も入浴できない時がある。無添加の洗剤にも反応してしまうことがある。掃除、買い物等の家事は夫に任せっきりである。との事でしたので、受給の可能性があると判断し、すぐに申請するべきだとすすめ支援の約束をしました。
結果
認定等級:障害基礎年金2級 | 受給額:年額約78万円 |
誠心誠意努力した結果、初診日を変更して無事に障害基礎年金2級の認定を受け、年額約78万円を受給することができました。
- 【事例3】
- 埼玉県在住。化学物質過敏症で障害厚生年金2級を受給できたケース
相談の電話を頂いた時の状況
ご相談のお電話を頂いたのは40代半ばの埼玉県の女性でした。話を聴いてみると、10年位前に職場でアロマで気分が悪くなり、頭痛や嘔吐を起こした。数年後には失神し、かかりつけ医ではうつ病と診断された。薬物療法では改善せず、化学物質過敏症で有名なクリニックで化学物質過敏症と診断されたそうです。そして今年、インターネットで障害年金及び当センターを知り「私ももしかしたらもらえるのでは・・・」とのご連絡を頂きました。
当センターによる見解
頭痛、吐き気、めまい、発熱、のどの痛み等の多器官にまたがる多彩な症状があり、微量な化学物質で誘発され、憎悪している。神経生理学検査では、自律神経失調、眼球追従運動障害、平衡機能障害が明確に検出されている。家の中では横になっていることが多い。下を向くと吐き気とめまいが出るので洗顔はできない。炊事、掃除、買い物等の家事は家族に任せっきりである。との事でしたので、受給の可能性があると判断し、すぐに申請するべきだとすすめ支援の約束をしました。
受任してから申請までにやったこと
①初診日証明の取得
約4年前の医療機関から受診状況等証明書を取得し、無事に初診日を証明することができました。
②診断書作成サポート
化学物質過敏症は通常の診断書だけでは詳しく症状が表現できないので、医師に診断書の他に意見書もポイントをお伝えし記載して頂きました。その甲斐があって、診断書及び意見書に障害の状況を詳細に記載して頂くことができました。
③申立書の作成
発病してから現在に至るまでの日々の苦しさや困難さを、ひとつひとつ時間をかけて、丁寧に伺いました。そして、ご本人からしっかりヒアリングした内容をもとに「病歴・就労状況等申立書」を詳細に作成しました。
結果
認定等級:障害厚生年金2級 | 受給額:年額約134万円 |
誠心誠意努力した結果、無事に障害厚生年金2級の認定を受け、年額約134万円を受給することができました。
- 【事例4】
- パート仕事しながら化学物質過敏症で障害厚生年金3級を受給できたケース
相談の電話を頂いた時の状況
ご相談のお電話を頂いたのは50代半ばの女性でした。話を聴いてみると、10年位前から空気を苦いと感じたり、全ての物ににおいを感じるようになった。電柱や配電盤の前を通ると鈍痛を感じた。排気ガスや燃焼物のにおいを感じ、倦怠感、めまい、ふらつきが起こった。殺虫剤や洗剤で眩しくなり、瞳孔が開いたりしていた。アレルギークリニックで化学物質過敏症だと診断されたそうです。
インターネットで化学物質過敏症でも障害年金をもらえることを知り、当センターに「私ももしかしたらもらえるのでは・・・」とのご連絡を頂きました。
当センターによる見解
化繊系にも過敏反応し、化繊の布団に寝れず身につけられず、床に綿タオルケットで睡眠。ビニール臭殺虫剤柔軟剤洗剤臭に四六時中悩まされ不眠に。 締め切ったサッシュを超えて向かいの洗濯物や集合住宅の繋がった換気扇から入る微量のさまざまな匂いに気が狂いそうになる日々。吐き気、めまい、倦怠感、脱力感等の症状が出てきて、次第に電車での通勤も困難になり、休職後、現在は何とかパートで就労中。との事でしたので、受給の可能性があると判断し、すぐに申請するべきだとすすめ支援の約束をしました。
受任してから申請までにやったこと
①初診日証明の取得
約10年前の医療機関から受診状況等証明書を取得し、無事に初診日を証明することができました。
②診断書作成サポート
化学物質過敏症は通常の診断書だけでは詳しく症状が表現できないので、医師に診断書の他に意見書もポイントをお伝えし記載して頂きました。その甲斐があって、診断書及び意見書に障害の状況を詳細に記載して頂くことができました。
③申立書の作成
発病してから現在に至るまでの日々の苦しさや困難さを、ひとつひとつ時間をかけて、丁寧に伺いました。そして、ご本人からしっかりヒアリングした内容をもとに「病歴・就労状況等申立書」を詳細に作成しました。
結果
認定等級:障害厚生年金3級 | 受給額:年額約58万円 |
誠心誠意努力した結果、無事に障害厚生年金3級の認定を受け、年額約58万円を受給することができました。
- 【事例5】
- 障害者手帳はもらっていなかったが、化学物質過敏症で障害基礎年金2級を受給できたケース
相談の電話を頂いた時の状況
ご相談のお電話を頂いたのは50代後半の女性でした。話を聴いてみると、10年位前の自宅の増改築工事で業者が持ち込んだ洗浄剤に反応し、激しい頭痛、呼吸困難、歩行困難等の症状が出るようになった。アレルギークリニックで化学物質過敏症だと診断されたそうです。そして今年、インターネットで化学物質過敏症でも障害年金をもらえることを知り、当センターに「私ももしかしたらもらえるのでは・・・」とのご連絡を頂きました。
当センターによる見解
症状は、煙草や化粧品、芳香剤、農薬を使用した食材に反応し、激しい頭痛や呼吸困難、吐き気、悪寒、全身まひ、歩行困難等の症状が出る。一旦反応すると、数日間は寝たきりの状態が続く。マスクは常に欠かせない。家の窓は開けられず、他人を家に上げることもできない。かがむこともできず、掃除や買い物等家事は夫に任せっきりである。との事でしたので、受給の可能性があると判断し、すぐに申請するべきだとすすめ支援の約束をしました。
受任してから申請までにやったこと
①初診日証明の取得
約10年前の医療機関から受診状況等証明書を取得し、無事に初診日を証明することができました。
②診断書作成サポート
化学物質過敏症は通常の診断書だけでは詳しく症状が表現できないので、医師に診断書の他に意見書もポイントをお伝えし記載して頂きました。その甲斐があって、診断書及び意見書に障害の状況を詳細に記載して頂くことができました。
③申立書の作成
発病してから現在に至るまでの日々の苦しさや困難さを、ひとつひとつ時間をかけて、丁寧に伺いました。そして、ご本人からしっかりヒアリングした内容をもとに「病歴・就労状況等申立書」を詳細に作成しました。
結果
認定等級:障害基礎年金2級 | 受給額:年額約78万円 |
旦那様のご協力を得て、誠心誠意努力した結果、無事に障害基礎年金2級の認定を受け、年額約78万円を受給することができました。
- 【事例6】
- 化学物質過敏症で障害基礎年金2級を受給できたケース
相談の電話を頂いた時の状況
ご相談のお電話を頂いたのは50代前半の女性でした。話を聴いてみると30年位ずっと具合が悪く、あちこち病院へも行ってみたが病名が判明せず、昨年やっと岩手県の病院で化学物質過敏症だと診断されたそうです。そして今年、インターネットで化学物質過敏症でも障害年金をもらえることを知り、当センターに「私ももしかしたらもらえるのでは・・・」とのご連絡を頂きました。
当センターによる見解
症状は、激しい倦怠感、頭痛、食欲不振があり、1日の半分位は寝ている状態であるとの事でしたので、受給の可能性があると判断し、すぐに申請するべきだとすすめ支援の約束をしました。
受任してから申請までにやったこと
①診断書作成サポート
化学物質過敏症は通常の診断書だけでは詳しく症状が表現できないので、医師に診断書の他に意見書もポイントをお伝えし記載して頂きました。その甲斐があって、診断書及び意見書に障害の状況を詳細に記載して頂くことができました。
②申立書の作成
発病してから現在に至るまでの日々の苦しさや困難さを、ひとつひとつ時間をかけて、丁寧に伺いました。そして、ご本人からしっかりヒアリングした内容をもとに「病歴状況申立書」を詳細に作成しました。
結果
認定等級:障害基礎年金2級 | 受給額:年額約78万円 |
誠心誠意努力した結果、無事に障害基礎年金2級の認定を受け、年額約78万円を受給することができました。