発達障害の事例紹介

発達障害

【事例1】
精神障害者保健福祉手帳は3級であったが、ADHDで障害基礎年金2級を受給できたケース

相談の電話を頂いた時の状況

ご相談のお電話を頂いたのは、山形県の20代後半の女性でした。話を聴いてみると、学生時代から忘れ物が多く、コミュニケーションが不得手で男子とよくケンカしていた。高校生の頃からはうつの症状も出てきて、自殺未遂をし救急入院したこともあった。アルバイトを何とかしていたこともあったが、外出もできなくなった2年位前に、初めてADHDと診断されたとの事でした。精神障害者保健福祉手帳は3級をもらっていました。

ご自身で障害年金を申請するつもりでいろいろ調べていたが、一人では手に負えないと判断し、インターネットで当センターを知り、サポートしてほしいとのご連絡でした。

当センターによる見解

山形県のお客様で、当事務所まで来ることが困難との事でしたので、電話やメールでご相談させて頂きました。病歴が長かったので、障害年金の申請において重要な初診日証明が無事取れるかが心配でしたが、過食と拒食を繰り返し、体重の増減が激しい。炊事中火をつけっぱなしにしてしまう事がある。片付けや掃除は全くできず、家族からの多大な援助が不可欠である。という状態でしたので、諦めずに申請するべきだと判断し、すぐに支援の約束をしました。

受任してから申請までにやったこと

①初診日証明の取得

初診が11年位前ということで、初診時の病院にカルテが残っているかが心配でしたが、幸いにも残っており、無事初診日の証明書を取ることができました。

②診断書作成サポート

発病してから現在に至るまでの日々の苦しさや困難さを、ひとつひとつ時間をかけて、丁寧に伺いました。医師に本人の苦しさが伝わるように、ヒアリングした内容をレポートにまとめ、医師に参考資料として渡しました。苦労した甲斐があって、診断書に障害の状況を詳細に記載して頂くことができました。

③申立書の作成

ご本人からしっかりヒアリングした内容をもとに「病歴・就労状況等申立書」を詳細に作成しました。

結果

認定等級:障害基礎年金2級 受給額:年額約78万円

誠心誠意努力した結果、無事に障害基礎年金2級が認定され、年額約78万円を受給することができました。
本件のように、いわゆる障害者手帳の等級と障害年金の等級は必ずしも一致しないので、障害者手帳の等級に関わらず、是非、一度、当センターにご相談下さい。

【事例2】
広汎性発達障害で障害基礎年金2級の4年半分の遡及が認められたケース

相談の電話を頂いた時の状況

ご相談のお電話を頂いたのは20代半ばの男性のお母様からでした。話を聴いてみると、未成年の時からコミュニケーションがうまく取れず、友達作りも苦手であった。遅刻や忘れ物は多く、複数の課題を優先度に応じて期間内に終わらせることが出来ないことが多かった。大学卒業後の職業訓練中もコミュニケーションがとれないことから人間関係のトラブルがあった。ということで、現在は家事全般出来ず、労働することはできないとの事でした。インターネットで障害年金及び当センターを知り、サポートしてほしいとのご連絡でした。

当センターによる見解

症状は薬を飲み忘れたり、無駄使いしてしまう事がある。部屋の片づけや掃除はできない。必要なものの区別ができない。洗面や入浴を忘れてしまう事がある。家事は親に任せっきりである。という状態でしたので、障害年金が受給できる可能性があると伝え、当センターでサポートすることになりました。

受任してから申請までにやったこと

①診断書作成サポート

発病してから現在に至るまでの日々の苦しさや困難さを、ひとつひとつ時間をかけて、丁寧に伺いました。医師に本人の苦しさが伝わるように、ヒアリングした内容をレポートにまとめ、医師に参考資料として渡しました。医師は協力的で診断書は障害認定日当時のものと申請時のものの合計2枚を詳細に書いてもらえました。

②申立書の作成

ご本人からしっかりヒアリングした内容をもとに「病歴・就労状況等申立書」を詳細に作成しました。

結果

認定等級:障害基礎年金2級 受給額:年額約78万円

お母様のご協力を得て、誠心誠意努力した結果、無事に障害基礎年金2級の認定を受け、年額約78万円を受給することができました。
また、初回振込日に障害認定日からの遡りで4年半分の約337万円が振り込まれました。

【事例3】
自閉スペクトラム症で障害基礎年金2級を受給できたケース

相談の電話を頂いた時の状況

ご相談のお電話を頂いたのは、20代後半の女性でした。話を聴いてみると、学生時代からコミュニケーションが不得手でいじめもあった。学校を休むことも多く、登校しても保健室で横になっていることが多くなった。11年位前に初めて自閉スペクトラム症と診断されたとの事でした。精神障害者保健福祉手帳は2級をもらっていました。

ご自身で障害年金を申請するつもりでいろいろ調べていたが、一人では手に負えないと判断し、インターネットで当センターを知り、サポートしてほしいとのご連絡でした。

当センターによる見解

病歴が長かったので、障害年金の申請において重要な初診日証明が無事取れるかが心配でしたが、時間管理は出来ない。生まれてこなければよかった、死にたいと思うことがある。パニックになり、夫をたたいたり、噛んでしまうことがある。寂しくなり、夫の職場に押しかけることも度々ある。薬を飲みすぎることがある。片づけ、掃除、洗濯は出来ず、家事は夫に任せっきりである。気力・体力はなく、入浴は週に2回がやっとの状態。という状態でしたので、諦めずに申請するべきだと判断し、すぐに支援の約束をしました。

受任してから申請までにやったこと

①初診日証明の取得

初診が11年位前ということで、初診時の病院にカルテが残っているかが心配でしたが、幸いにも残っており、無事初診日の証明書を取ることができました。

②診断書作成サポート

発病してから現在に至るまでの日々の苦しさや困難さを、ひとつひとつ時間をかけて、丁寧に伺いました。医師に本人の苦しさが伝わるように、ヒアリングした内容をレポートにまとめ、医師に参考資料として渡しました。苦労した甲斐があって、診断書に障害の状況を詳細に記載して頂くことができました。

③申立書の作成

ご本人からしっかりヒアリングした内容をもとに「病歴・就労状況等申立書」を詳細に作成しました。

結果

認定等級:障害基礎年金2級 受給額:年額約78万円

誠心誠意努力した結果、無事に障害基礎年金2級が認定され、年額約78万円を受給することができました。

【事例4】
仕事のミスの多さから注意欠陥多動障害が判明。障害厚生年金3級を受給できたケース

相談の電話を頂いた時の状況

ご相談のお電話を頂いたのは30代前半の女性からでした。話を聴いてみると、幼少の頃から不注意症状や空気が読めないことが多かった。就職してからもミスが多く、遅刻など時間管理が苦手で長く続かなかった。初めて医療機関を受診してみた所、注意欠陥多動障害が判明。精神障害者保健福祉手帳は2級をもらっていらっしゃいました。インターネットから当センターを知り、サポートしてほしいとのご連絡でした。

当センターによる見解

現在は育児もあり無職。落ち着きがなく手足を動かしながら人の話を聞くことがある。時間管理ができず、遅刻が多い。交通事故を何度も起こしている。金銭管理ができない。という事でしたので、受給の可能性があると判断し、すぐに申請するべきだとすすめ支援の約束をしました。

結果

認定等級:障害厚生年金3級 受給額:年額約58万円

誠心誠意努力した結果、無事に障害厚生年金3級の認定を受け、年額約58万円を受給することができました。

【事例5】
2回目の申請で、自閉症スペクトラム障害で障害基礎年金2級を受給できたケース

相談の電話を頂いた時の状況

ご相談のお電話を頂いたのは、20代後半の男性のお母様からでした。話を聴いてみると、幼稚園の頃からコミュニケーションが不得手で不登校もあった。大学生の頃が初診。5年位前に初めて自閉症スペクトラム障害と診断され、精神障害者保健福祉手帳は2級をもらっていました。
以前、当センターの支援で障害年金を受給なされたお客様からの紹介で当センターを知り、是非サポートしてほしいとのご連絡でした。

当センターによる見解

TPOに合わせた服装選びができない。食欲はなく、1日1食のみの日もある。他人と会うのはあまり好まない。金銭管理は母に任せている。歯磨きは毎日しているが、入浴は週に2、3回シャワーを浴びるのみである。掃除はできていない。という状態でしたので、諦めずに申請するべきだと判断し、すぐに支援の約束をしました。

結果

認定等級:障害基礎年金2級 受給額:年額約78万円

1回目の申請時にはきちんとした診断書を作成してもらえず、残念ながら障害年金を受給することはできませんでしたが、無事にきちんとした診断書を入手することができた2回目の申請の結果、障害基礎年金2級が認定され、年額約78万円を受給することができました。

【事例6】
転医して自閉症スペクトラム障害で障害基礎年金2級を受給できたケース

相談の電話を頂いた時の状況

ご相談のお電話を頂いたのは19歳の男性のお母様からでした。話を聴いてみると、生まれて間もなく自閉症の疑いがあると言われた。小学4年生の頃まで通院していたが、症状は変わらなかったので通院を終了した。4年位前に自閉症スペクトラム障害との診断を受けて、障害年金の申請を考えてた所、インターネットで当センターを知り、サポートしてほしいとのご連絡でした。

当センターによる見解

高校は支援学校だったが、卒業近くに不登校になり就職できなかった。就労継続支援B型に1回行ってみたが、継続出来なかった。歯磨きをしない日もあり、虫歯が多い。入浴は1週間に2回ほどである。という状態でしたので、障害年金が受給できる可能性があると伝え、当センターでサポートすることになりました。

結果

認定等級:障基礎年金2級 受給額:年額約78万円

転医して医師のご協力を得て、誠心誠意努力した結果、無事に障基礎年金2級の認定を受け、年額約78万円を受給することができました。

【事例7】
服薬はしていないが、ADHD・不安障害で障害基礎年金2級を受給できたケース

相談の電話を頂いた時の状況

ご相談のお電話を頂いたのは、岩手県の20代後半の男性でした。話を聴いてみると、小学生の頃からチック症状が現れ、中学生の頃からは不登校になった。高校中退後、アルバイトを何とかしていたこともあったが、不安感が強くなり、外出もできなくなった2年位前に、初めて受診し、ADHD・不安障害と診断されたとの事でした。精神障害者保健福祉手帳はもらっていませんでした。

ご自身で障害年金を申請するつもりでいろいろ調べていたが、一人では手に負えないと判断し、インターネットで当センターを知り、サポートしてほしいとのご連絡でした。

当センターによる見解

岩手県のお客様で、当事務所まで来ることが困難との事でしたので、電話やメールでご相談させて頂きました。対人関係や体調など様々な要素への過剰な不安が見られる。自身が他者に不安感を与えてしまうのではないか、嫌われているのではないかという不安に加えて、夜間に悪夢や動悸が出現することが毎月ある。家族に経済的な負担をかけていると感じており、また将来的な不安からも反応的にうつ状態や運動制止などが出現している。医師から薬物療法を何度も勧められているが、嫌で拒否している。入浴は週に1回程度がやっと。片付けや掃除は全くできず、家族からの多大な援助が不可欠である。という状態でしたので、すぐに申請するべきだと判断し、支援の約束をしました。

受任してから申請までにやったこと

①診断書作成サポート

発病してから現在に至るまでの日々の苦しさや困難さを、ひとつひとつ時間をかけて、丁寧に伺いました。医師に本人の苦しさが伝わるように、ヒアリングした内容をレポートにまとめ、医師に参考資料として渡しました。苦労した甲斐があって、診断書に障害の状況を詳細に記載して頂くことができました。

②申立書の作成

ご本人からしっかりヒアリングした内容をもとに「病歴・就労状況等申立書」を詳細に作成しました。

結果

認定等級:障害基礎年金2級 受給額:年額約78万円

誠心誠意努力した結果、無事に障害基礎年金2級が認定され、年額約78万円を受給することができました。

【事例8】
精神障害者保健福祉手帳は3級であったが、広汎性発達障害で障害基礎年金2級を受給できたケース

相談の電話を頂いた時の状況

ご相談のお電話を頂いたのは、30代半ばの男性を支援している地域支援センターの方からでした。話を聴いてみると、学生時代から忘れ物が多く、コミュニケーションが不得手でいじめもあった。2年位前からはうつの症状も出てきて、自傷行為をしたこともあった。仕事もなかなか継続することが難しく、精神障害者保健福祉手帳は3級をもらっていました。

障害年金を申請するつもりでいろいろ調べていたが、専門家に相談することと判断し、インターネットで当センターを知り、サポートしてほしいとのご連絡でした。

当センターによる見解

日程調整の都合で、出張訪問させて頂きました。障害年金の申請において重要な初診日証明が無事取れるかが心配でしたが、家族の援助なしでは食事をとることが出来ず、自室の清掃も困難で乱雑になりがちである。他者とのコミュニケーション能力が乏しく、周囲への配慮を欠いた行動も頻繁に行うので、孤立しがちである。労働能力が非常に乏しい。という状態でしたので、諦めずに申請するべきだと判断し、すぐに支援の約束をしました。

受任してから申請までにやったこと

①初診日証明の取得

初診が15年位前ということで、初診時の病院に残念ながらカルテは残っていませんでした。
しかし、次の病院からの証明書に前医の事を記載して頂き、無事に初診を証明することができました。

②診断書作成サポート

発病してから現在に至るまでの日々の苦しさや困難さを、ひとつひとつ時間をかけて、丁寧に伺いました。医師に本人の苦しさが伝わるように、ヒアリングした内容をレポートにまとめ、医師に参考資料として渡しました。苦労した甲斐があって、診断書に障害の状況を詳細に記載して頂くことができました。

③申立書の作成

ご本人からしっかりヒアリングした内容をもとに「病歴・就労状況等申立書」を詳細に作成しました。

結果

認定等級:障害基礎年金2級 受給額:年額約77万円

誠心誠意努力した結果、無事に障害基礎年金2級が認定され、年額約77万円を受給することができました。
本件のように、いわゆる障害者手帳の等級と障害年金の等級は必ずしも一致しないので、障害者手帳の等級に関わらず、是非、一度、当センターにご相談下さい。

【事例9】
就労継続支援事業所に通いながら広汎性発達障害で障害基礎年金2級を受給できたケース

相談の電話を頂いた時の状況

ご相談にいらっしゃったのは間もなく20才になるの男性のお母様でした。話を聴いてみると、出生後まもなく広汎性発達障害と診断され、療育手帳はBをもらった。小学校は普通学級だったが、中学校と高校は支援学級を卒業。現在は就労継続支援事業所に通っているとの事。
インターネットで障害年金及び当センターを知り、ご連絡頂きました。

当センターによる見解

掛け算や割り算はできず、足し算や引き算もままならない。自宅の住所や電話番号を覚えていない。テレビは観ない。アナログ時計では時間が分からない。バスや電車等には一人では乗ることができない。2時間も入浴し、身体に傷がつくまで洗いすぎることがある。不安感があり、普段は外出できない。という事でしたので、障害基礎年金を受給できる可能性がある、しかもすぐに申請するべきだと伝え、当センターで支援することになりました。

結果

認定等級:障害厚生年金2級 受給額:年金額約78万円

誠心誠意努力した結果、無事に障害基礎年金2級を認定され、年金額約78万円の受給となりました。

【事例10】
精神障害者保健福祉手帳はもらっていませんでしたが、自閉スペクトラム症で障害厚生年金3級を受給できたケース

相談の電話を頂いた時の状況

ご相談のお電話を頂いたのは30代前半の男性からでした。話を聴いてみると、幼少期より言葉の遅れがあり、対話能力が欠如していた。集団になじむ、集団で行動することが苦手だった。やっと就職できてもコミュニケーションが苦手だったこともあり、仕事についていけなくなり、短期間での転職を繰り返していたようでした。3年位前に精神科を受診した所、自閉症スペクトラム障害との診断を受けた。との事でした。
インターネットで障害年金及び当センターを知り、サポートしてほしいとのご連絡でした。

当センターによる見解

日常生活においては、慢性的な疲労感に苛まれており、1日の大半を薄暗い自宅で過ごしている。相変わらず、家族以外の人とはほとんどコミュニケーションが取れていない。相手がどう思っているのかが分からない。こだわりが強い。指示は具体的に受けないと分からない。感覚過敏がある。臨機応変や急な予定の変化などが苦手。という状態でしたので、障害年金が受給できる可能性があると伝え、当センターでサポートすることになりました。

結果

認定等級:障害厚生年金3級 受給額:年額約59万円

誠心誠意努力した結果、無事に障害厚生年金3級の認定を受け、年額約59万円を受給することができました。